聖一君には、まだ誰にも言ってない病気がありました。それは「痔」です。最近は椅子に座るのも痛むほどになりました。「どこか病院でお薬もらわなきゃ・・・でも恥ずかしい」とってもシャイな聖一君はそう思いながらも、どこにも治療にはいけませんでした。

 そんなある日、とある街角で「注射一本なんでも一発で治ります!」という看板のクリニックを見つけました。 それはもう字も読めないほど古ぼけた看板です。  建物もひどく古い感じて、全体に傾いてるんじゃないかと思う程ひどいクリニックでした。

 聖一にはむしろそんな誰も立ち寄りそうにもない場所の方が「他の人におしりの痔の治療のこと見られなくていいや」と思ったのです。

 聖一君は思い切って行ってみることにしました。
 ただ聖一聖一君は、ひとつ見落としていたことがありました。字も読めない程きたない看板の右肩に書いてある文字が・・・・・ それは「女人化研究所」。 クリニックには老獪な医者らしき老人がいた。
老人は自分を見るなり、大喜びで診察室へつれていった。
「よほど客がこないのだろう」と思いながら聖一はその医者の言われるまま注射を打って貰うためにシャツの袖をまくった。

医者はかなりの時間をかけて一本の注射器を用意してきた。
「注射一本で治す治療なんてあまり聞かないが、今の聖一にはとにかくなんかの処置をしてほしかった。医者のすることだから死にはしないだろう」
老人はよほどうれしいのか、自分の体と顔を舐めるように身ながら自分の腕に注射をした。
老人の鼻息が妙に高ぶるのを感じながら。

 次の瞬間に、自分の体が熱くなるのを感じた。との間に次は胸に何かがすごい勢いで入ってくる感触に包まれた。

 「ボン!」と小さい綿菓子でもできたかという気の抜けた音とともに自分の胸のあたりにひどいシャツの圧迫を感じたのであった。  見下ろす聖一の視線の先には・・・・・・・

 どこかな外人のポルノ女優のものと思われる程のふくよかな女性の豊胸がふたつ彼のシャツから今にもはちきれそうな勢いで揺れていた。  かわいい乳首のシルエットがシャツの上からでも見届けるけとができた。「なんてでかいボイン」・・

「いやいや、なんで自分の胸にこんなでかいボインが」

そんな胸の異変に気を取られていたものの、聖一の体は胸以外の場所も確実に変化していった。
すっかり女性化した聖一を次に襲ったのは髪の毛だった。


すでに彼の髪は魅力的な深紫色に変化していたが、「バササササ!」という音とともに深紫のきらびやかな髪が彼の頬から肩、背中を包み始めた。

瞬く間にロングヘアーとなった髪はこれまたなまめかしい色を放ちながらみごとなウェーブを描きいていた。

聖一は女になってしまった。
もう、どこから見てもひとりの女性であった。

 「えっ・・・あたし・・。」
 
そのか細い声も女性特有のものに変化していた。
自分でもなぜ「あたし」と言ってしまったか理解できぬまま、聖一の女人化はその時点ですでに完了していた。

おしりは限りなく膨らみ、それにつづく太股も全体の女性らしい脚線をえがきつつあった。きっとズボン化ではすね毛と称されるものは一瞬にして消え去っているのであろう。
 ヒップの拡大に引き替えウエストは果てしなくくびれていき・・胸から腰、ヒップ、脚と聖一のそれはふくよかな脂肪に包まれひとときのうちにそこにモデルとも見まごうばかりの美しい女性の体ができあがったのであった。

 そして聖一のその驚きに満ちた顔自身、きめ細やかな肌につつまれつつあった。睫毛は長くカールしはじめていた。 「せっ先生!」
「こっこれ」
言葉もそれ以上なかった。
 ただ、聖一の手に掛かる深紫のロングヘアーにはまだ暖かみが残っていることだけは感じとれた。


とまどう聖一の女性のそのもの物となった瞳と細く釣り鐘状になった眉毛、そしてリップをいつ塗ったものか、恐ろしくみずみずしさをたたえたピンクの唇はすべて不安な趣を放っていた。

それだけに人一倍、聖一の姿は一人のかよわい女性と肉体的な女性の臭いを充分すぎるほど周辺に放っていたのである。

そのまなざしを怪しげな老人になげかけながら椅子をたとうとする、聖一・・・いや聖子といった方がいいのか、その胸はわずかに揺れていた・・・・「プリリン」

 老人は言った「安心しろ副作用じゃ、肝心な痔は治るよ」

たしかに痔の痛みはもう消え去っていた。・・
のだが・・・ 聖子の退院後は続く  明日から学校どうすんの・・の巻
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聖子にされちゃう
BY milda7
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