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女装リクルート化粧編
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手際よく着せられたスーツの下には、「線がでるから」と純白のブラジャーとパンティーを履かされた。

「こんな格好誰にも見せれない・・」
生まれて初めての女物の下着に、とまどう間もなく、足は白い模様の入ったパンティストッキングに包まれ、体全体はピンクのスーツが被せられた。

純白のフリルがついた大きな襟は肩に掛けて大きく開いていた。胸には大きなリボンと花があしらわれ、腰のラインが大きくしぼられた上着とプリーツのついたふわっとしたスカート。内側のシルクが冷たく自分の足をなででいく。

靴もかわいいリボンと花があしらわれたヒール。

全身女の子の格好させられてしまった。

「こんなのでは面接にいけません。」
「こんなかわいいストッキング、早く脱がしてください」
何言ってるの、これからよ。どこへ行っても恥ずかしくない姿に仕上げてあげるわ。
あたしたちプロがね。
店員は、そう言うとそのフロアー奥の部屋へと引っ張っていった。そこに数人の店員が集まりだしたかと思うと、僕の頭をセットし顔に化粧をし始めた!
「やめて!  化粧は・・・恥ずかしい」
眉は跡形もなくカットされちゃった。

こんなんじゃ、もう友達に逢えない。

髪は脱色され、まったく別のカラーに変えられつつあった。

店員たちはおもしろがって、僕の顔にファンデーションを、チークを、シャドウを、ルージュを・・と、あらゆるものを塗り始めた。
両手には恐ろしく長い付け爪に真っ赤なマニュキュアが塗られてしまった。

「変わっていく、」
「僕が、女にされていく・・」

「僕、すぐに面接にいかなくっちゃ、こんな眉や髪じゃすぐに行けないじゃない!」



「やめて!・・眉を切らないで!
パーマをかけないで!」
あっっはははははは
あっはははは
店員たちの失笑が聞こえる。
「ぼ、僕、・・・・どうなっちゃったの、どんな格好にされちゃったの」
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あたしは、その日、この格好で面接を受けた。

そして合格した。
面接官の執拗な視線と愛撫と引き替えに。

面接が終わる頃には、ピンクの清楚なスカートはフリルいっぱいの下着をさらけ出し、首から胸にかけて、男の手の感触がその日一日中消えることはなかった。・・・・

少し覚えた、甘味な興奮、どうしちゃったのか、僕の心・・・・・・・・。

ああ、明日から働くためには、女の格好を続けないといけなくなっちゃった。

こんなあたしに誰がした。
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鏡の向こうに、変わり果てた自分がいた。

髪は前も横も後ろも、ふわふわのカールに包まれ、大きな花のついたカチューシャが添えられた。

「こんな髪型・・・・ひどい・・・・・」

頭を振れば、頬にカールした髪がふわふわと撫でていく。女そのものの髪型。

真っ白にされた肌には、あらゆる化粧が施され、もうそこには、かつての少年の姿はなかった。


「とって・・」という気にももうなれない。
この姿であたしは面接に行くことになってしまった。
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