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「感じたのでしょ・・オンナとして」

「一度感じちゃったら、戻れないの。

 あたしのディープ」

「だからスカート履きましょうね。

 あたしがね、もっと可愛く してあげる。

 髪は・・ボディパーマでふっくらにしてあ

 げるわ、ルージュはパールピンク、爪もね

 社長のお好みなの。
あの・・恥ずかしいです。
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「ううん、あなたはOLになっちゃうの」

「だからいいのよ、化粧してても。でしょ?」
秘書課の女は高志の耳元で、高志の女装の工程をたっぷりと告げ、

一工程の度に、再び耳元で

「似合ってるわ、女よあなた」

と囁く。

キッスの余韻が醒めない、そのまま「どうでもいい・・」という感覚が
高志の脳裏を支配してしまっていた。

そしてカーラーもなんなく頭に付けられていった。

この秘書課の女のキッス、妖異である。
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